特別展図録のご案内
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秋季特別展「『動物美術館』開演!」
1500円
人間にとって、常に関心の的であり続ける動物たち。さまざまな造形美術の中に、その姿や仕草が表現されてきました。本展では、「動物埴輪とその仲間」「仏教美術の名脇役集合」「狛犬百変化」「神使出現」「動物画の主役たち」の五部構成で、重要文化財8件、府県指定文化財8件を含む彫刻・絵画など約120件の動物美術が集結します。正統派から異端派まで、カワイイ系に怪獣系など、この秋、あなたも動物美術の魅力に浸ってみませんか?
【主な展示資料】
◎は重要文化財、△府・県指定文化財
会期中展示替えを行います(絵画資料は全点展示替え)。
《第一幕》動物埴輪とその仲間
・埴輪 馬(川田古墳出土、古墳時代)滋賀・守山市教育委員会
・埴輪 馬(久野部古墳出土、古墳時代)滋賀・野洲市教育委員会
・土馬(北桜南遺跡出土、古墳時代)滋賀・野洲市教育委員会
・犬形土製品(50点、大阪城三の丸跡出土、桃山時代) 大阪府文化財センター
《第二幕》仏教美術の名脇役集合
◎絹本著色文殊菩薩像(南北朝時代・建武元年(1334))奈良国立博物館
・絹本著色普賢延命像(南北朝時代)京都・仁和寺
・絹本著色荼吉尼天像(室町時代)名古屋市博物館
・銅造摩利支天三尊像懸仏(江戸時代)滋賀・油日神社
△木造男神(伝馬頭天王)・女神坐像(平安時代)京都・許波多神社
・絹本著色天川弁才天曼荼羅図(室町時代)滋賀・石山寺
・銅造歓喜天像懸仏(室町時代・文明12年(1480))個人
◎絹本著色烏枢沙摩明王像(鎌倉時代)京都国立博物館
《第三幕》狛犬百変化-ライオンか犬か、それとも…-
・石造釈迦如来坐像(北魏時代・延興2年(472))大和文華館
・木造狛犬(平安時代)滋賀・石山寺
△木造狛犬(鎌倉時代・元亨年中(1321~24))滋賀・大宝神社
△木造狛犬(南北朝時代・延元5年(1340))大阪・小山田元宮保存会
・木造狛犬(南北朝時代)滋賀・野々宮神社
・木造狛犬(3対、室町~桃山時代)滋賀・思子淵神社
・木造狛犬(2対、江戸時代)滋賀・日吉大社
・木造狛犬(江戸、木喰行道作)滋賀・竹田神社
・石造狛犬(南北朝時代・文和4年(1355))京都・高森神社
・石造狛犬(室町時代・長禄3年(1459))和歌山・薬徳寺
・石造狛犬(室町時代)滋賀・小谷神社
△瓦造狛犬(南北朝時代・明徳元年(1390))兵庫・皇祖神社
△灰釉狛犬(室町時代、吽形のみ、瀬戸)愛知県陶磁美術館
△鉄釉狛犬(猫)(江戸時代、瀬戸・美濃)愛知県陶磁美術館
◎絹本著色山王諸神像(鎌倉時代)滋賀・西教寺
《第四幕》神使出現
・紙本著色山王十禅師像(室町時代)滋賀・延暦寺
・絹本著色春日鹿曼荼羅図(室町時代)京都・誓願寺
・絹本著色高野四所明神像(室町時代)京都・海住山寺
△絹本著色僧形八幡神像(室町時代)兵庫・八正寺
◎銅造山王十社本地懸仏(鎌倉時代・建保6年(1218))奈良国立博物館
◎五輪塔嵌装舎利厨子(鎌倉時代)奈良・不退寺
《第五幕》動物画の主役たち
・紙本著色十二類合戦絵巻(江戸)大阪市立美術館
・絹本墨画淡彩月狼図(江戸時代、上田公長筆)大阪市立美術館
・絹本著色猪図(江戸時代・享和3年(1803)、呉春筆)滋賀県立琵琶湖文化館
・絹本著色猿猴図(江戸時代、森狙仙筆)滋賀県立琵琶湖文化館
《幕間企画》
・板絵墨画絵馬(2面、奈良時代、大阪・讃良郡条里遺跡出土)大阪府文化財センター
◎神輿額(大宮・二宮・宇佐宮・白山宮神輿額、4面、江戸時代)滋賀・日吉大社
・木造牛玉(南北朝時代・延元3年(1338))奈良・松尾寺