企画展図録のご案内
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第58回企画展「寺と城―近江の瓦―」
500円
瓦は、飛鳥~奈良時代に寺院や重要な施設の屋根瓦として普及します。近江でもこの時期の瓦が100箇所以上で出土しています。しかし、平安~室町時代の遺跡では瓦の出土が激減します。再び瓦の出土が増加するのは、安土城が築城されて以降になります。
本展では、これまでに紹介されることがなかった平安~室町時代の瓦を中心に、古代寺院や城郭出土の瓦を展示し、近江における瓦の変遷や特徴について考えます。
【主な掲載資料】
〈第1部〉飛鳥~奈良時代
穴太廃寺、甲賀寺跡(滋賀県教育委員会蔵)
崇福寺跡(滋賀県立琵琶湖文化館蔵)
石山国分遺跡(大津市埋蔵文化財調査センター蔵)など
〈第2部〉平安~室町時代
錦織遺跡(滋賀県教育委員会蔵)
野路岡田遺跡(草津市教育委員会蔵)
欲賀西遺跡(守山市教育委員会蔵)
岩畑遺跡(栗東市教育委員会蔵)
吉地薬師堂遺跡(野洲市教育委員会蔵)
慈恩寺遺跡(近江八幡市教育委員会蔵)
金剛定寺遺跡(日野町教育委員会蔵)など
〈第3部〉戦国~安土桃山時代
安土城跡(滋賀県教育委員会蔵)
坂本城跡(大津市埋蔵文化財調査センター蔵)
大溝城跡(高島市教育委員会蔵)
八幡山城跡(近江八幡市教育委員会蔵)
佐和山城跡(彦根市教育委員会蔵)
水口岡山城跡(甲賀市教育委員会蔵)など