特別展図録のご案内
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平成25年夏季特別展『華麗なる漁と美味なる食―魚・人・琵琶湖の過去・現在・未来―』
1000円 (在庫無し)
日本最大の内水面漁場である琵琶湖は、今なお沿岸漁業を上回る生産力(単位面積あたり)を持っています。また、琵琶湖は食料資源の生産の場としてだけではなく、水資源を通して琵琶湖水系1400万人の命を支える水域でもあります。このことは、漁業の成立できない環境、言い換えれば魚が棲息できない環境は、琵琶湖水系の人々の生命を脅かす環境でもあることを示しています。
本図録では、粟津湖底遺跡から始まる一万年にもおよぶ琵琶湖の漁業を、考古資料、歴史資料、民俗資料を用いて振り返るとともに、極めて豊かな湖魚に対する食文化を紹介し、漁業を通して琵琶湖と人間の共生のあり方を探ります。
主な資料(◎は重要文化財)
◎鳥浜貝塚出土資料(福井県立若狭歴史民俗資料館蔵)
入江内湖遺跡出土資料(滋賀県教育委員会蔵)
◎雪野山古墳出土資料(東近江市教育委員会蔵)
恵解山古墳出土資料(長岡京市教育委員会蔵)
庵寺山古墳出土資料(宇治市教育委員会蔵)
赤野井浜遺跡出土 土錘(滋賀県教育委員会蔵)